2層構成の環境を活かし、それぞれに明確な機能をもたせた店舗をデザイン。1FはBARカウンターを設けることで、潜在顧客が気軽に立ち寄ることができるようデザイン。2Fは契約や商談などプライベートな情報が扱える空間としました。
店舗空間デザイン/代官山店情報感度が高い代官山という立地を踏まえた、シンプルながらも存在感のある店舗。外構デザインと開口部を一体とするウッドデッキを設けることで、COFFEE SHOPのような人を招き入れるデザインとしています。
アーバネストは、出資元であるPIMの分譲する1Rマンションの賃貸・管理をコア事業に、売買やリノベーションなど、住まいに関する周辺事業をワンストップで提供する不動産会社。代官山店、赤坂店の2店舗を構え、ユニークなライフスタイルを求める20代後半から40代前半までのミドル層をコアターゲットにサービス提供を行っている。
「賃貸住宅はどの不動産会社で借りても同じ」と思われているのではないか。そんな仮説を立て、プロジェクトはスタートしました。価値観が多様化する現代において、人気の高まる「コンセプトハウス」や「シェアハウス」。それらの共通点である「付加価値」に目を向け、「付加価値を提供する不動産会社の具現化」を共通のテーマに、何度も打ち合わせを重ねた結果、店舗のネーミングは「THE SHOP」に決定。豆の産地にこだわり、コーヒー豆本来の旨味を引き出すバリスタのように、住まいの価値を最大限まで引き出すブランドを目指せるよう、コンセプトを「サードウェーブ」に、「ライフスタイルを提案する不動産会社」をブランドプロミスに設定しました。
新ブランド「THE SHOP BY URBANEST」のロゴマークは、不動産業界における新たなムーブメントが感じられるようにデザインされています。インターネットですべてが完結する時代の中で大切にした、人と人とのリアルなつながり。その中で、不動産だけでなくライフスタイルという価値を提案する姿勢を、手書きのオリジナルフォントでアイコニックに表現しました。従来型の不動産会社のロゴマークとは一線を画す、飾らない洗練さを持ったデザインは、「THE SHOP BY URBANEST」が向かうべき道を照らすシンボルとして機能しています。